「言葉の壁をなくす」AI通訳機ポケトークが西武鉄道の池袋駅、西武新宿駅などに導入


12月1日から、西武鉄道の池袋駅、西武新宿駅など91駅および特急車内における接客ツールとして、ソースネクスト株式会社のAI通訳機「POCKETALK(ポケトーク) W」が使われている。

ポケトークは、互いに相手の言葉を話せない人同士がコミュニケーションできる双方向の音声翻訳機だ。74言語に対応し、55言語では音声とテキストに、19言語ではテキストに翻訳可能。

導入の背景には、埼玉県川越市を訪問する外国人の約65%がアジア圏からの旅行者というデータがある。

埼玉県川越市が2018年に発表した「川越市観光アンケート調査」によれば、外国人入込観光客数が27万9千人(前年比41.6%増)と過去最高になった。国籍別ランキングで見ると1位は台湾で11万2000人(40.1%)。2位はタイで4万3200人(15.4%)、次いで3位は香港2万7900人(10.0%)。アジア圏の旅行者が多く、英語に限らない多言語での対応が求められるようになった。

西武線沿線に外国人観光客が増えていることを受け、ポケトークを合計200台導入することになったそうだ。ポケトークは駅のホームや窓口での案内に利用される予定となる。


機械翻訳が発展する未来に「英語学習」は必要か

ポケトークをはじめ、AIが通訳や翻訳してくれるようになってきた。Google翻訳にお世話になることも少なくない。

こうしたなか、果たして「英語学習」は必要になるのだろうか。Ledge.aiでは今年10月に正しい英語発音を判定する「CHIVOX」を開発したアイード株式会社に取材している。同社の代表取締役CEOは次のように話した。

「自動翻訳技術が発展すればするほど、英語学習の重要性は増す」と。

とはいえ、来年2020年は訪日外国人が大幅に増えそうだ。それも英語一本であればどうにかなるかもしれないが、多言語になってくるともう大変。ポケトークなどの手軽に使える通訳機は来年こそ需要が高まりそうだ。

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Source: AI..
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